vol.2 THAIFEX2019リポート「タイでも進む消費者の多様性」

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2019年5月28日から6月1日までタイにて開催された国内最大の食品総合見本市「THAIFEX(タイフェックス)」を視察してきた。展示ブース面積は約11万平米、日本最大の東京ビッグサイトでも約10万平米の広さなので、この見本市の規模の大きさがお分かりいただけるだろうか。来場者も多く(6.2万人:2018年実績数)、また、4人に1人はタイ国外からの来場者であることも、この見本市の大きな特徴だ。

今年の展示ブースを見ると、ココナッツ商品の多さに改めて驚かされた。陳列されている商品は以前から馴染みのあるものばかりであったが(ドリンク・ミルク・アイス・オイル・果肉瓶・チップス)、各ブランドの強みを活かせる特定のユーザー層に向けた展示が目立っていた。

例えば、中国市場及び中国人に特化したブランドや、ココナッツミルクレシピを有名シェフとコラボして紹介するブランド、オーガニック栽培のココナッツを使用した製品を持続可能農業製品として紹介するブランドなど。近年のココナッツオイルから始まった「ココナッツは健康に良い」という伝え方はむしろ旧態依然として少なく、ココナッツドリンクひとつをとっても全く異なる消費者へのアプローチがされていた。

また、ココナッツミルク製造販売大手AMPOL FOODグループのCHAOKOHブランドでは、単身及び夫婦世帯が購入しやすい1食使い切りタイプ(65ml)を新たにラインナップしていたのは印象的であった。ココナッツひとつをとっても、多様化するニーズへどうやって対応しようかとメーカーが躍起になっていることが見て取れた。

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日本ブランドは、JETROブースをはじめとして、

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