vol.4 ミレニアル&ポストミレニアルが生み出した奇妙なトレンド「食べる動画」ブーム

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巷で流行りの「ASMR(エイエスエムアール):Autonomous Sensory Meridian Responseの略」をご存知だろうか? 直訳すると、「聞いていて気持ちの良い音や感覚のこと」で、この「音」をテーマにした動画が、若い世代の間で人気上昇中なのである。
*アメリカでは、ティーンの間で「アスマー」と発音されていることが多い。

なんでも、2012年ごろから徐々に話題になり始め、いろいろな音のジャンルがあるそうだが、現在YouTubeにアップロードされているASMR動画はおよそ520万件で、ヒットし始めた2015年には前年対比200%の成長率となり、人気のASMR動画は再生回数が1600万を超えるものもあるという。

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そして、ASMR動画の中でも、よく知られているのが、耳かきの音や誰かにささやかれる音、そして、食べる音。この食べる音というのは、咀嚼音をマイクで拾って、その音と食べている姿を動画として配信しているもので、簡単に言ってしまえば、食べる動画である。

どうも、このトレンドの始まりは韓国からで、ASMRと同様に、大食いの様子を動画にした「モクバン(Mukbang)」と呼ばれるものも流行っているとのことで、そのムーブメントは世界中に広がり、アメリカでは特にティーンガールの間で流行している。

このASMR動画を作成する人は「ASMRists(アスマーリスト)」 と呼ばれ、中には食品会社に雇われ、その会社の食品を食べる音をテーマにした動画を公開している人もいる。例えば、ビールを飲む音をテーマにした動画は81,000件以上あり、

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