vol.10 タイのミレニアル世代が牽引するカフェ&コーヒー市場の行方

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東南アジアでコーヒーと言えばやはりインドネシアであろう。ジャワ・マンデリン・トラジャ・コピルワックなど、コーヒー好きでない方でも耳にしたことがある品種が多いのではないだろうか。また生産量で言えばベトナムは世界第2位のコーヒー豆生産量であり、ベトナムコーヒーは観光客はじめ幅広く知られた馴染みのコーヒーとして有名なのではないだろうか。実はラオスもコーヒー豆生産量が多く、主要産業のひとつだ。ベトナム同様フランスからの植民地支配を受けた影響もあってか街中でコーヒーを飲める屋台や喫茶店が比較的多く感じられる。

さてタイはどうかというと、南部でロブスタ種のコーヒー生産が盛んで生産量は多い。また近年は北部山岳地帯でアラビカ種の生産も増えており、品質も向上していると言う。消費の現場では古くからスティックタイプのコーヒー・ミルク・砂糖が一緒になったインスタントコーヒー、缶コーヒーはネスカフェやバーディーというブランドが有名で、コンビニやスーパーでは必ず売られている。

しかしタイのミレニアル世代はインスタントコーヒーも缶コーヒーもほとんど飲まない。インスタントコーヒーは年配者が好む昔ながらの商品であり、缶コーヒーは労働者向けの飲料という印象が強い。ではコーヒーを飲まないのかと言うとそうでもない。タイ国内のコーヒーチェーン店はミレニアル世代が最も好んで立ち寄る場所のひとつではないかと思う。最大手の「カフェ・アマゾン」は約2,500店舗、「インタニン」は約500店舗、「スターバックス」は372店舗だ。他にも街中で様々なカフェを目にすることが出来る。

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数年前であれば、

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