Vol.35 フィットネス業界はミレニアルが盛り上げる!? ~日米中、多様なスポーツジム

米国で、スタートアップやベンチャーキャピタルなどの動向を調査・分析するサービスを提供しているCB Insightsのレポートによると、ミレニアル世代によって盛り上がる業界の1つとして、フィットネス業界があげられている。

健康志向が高まる中、スポーツジムも多様化が進み、コナミスポーツやセントラルスポーツといった従来の”総合ジム”のほか、RIZAPなどの”パーソナルジム”、暗闇ボクシングのb-monsterなどプログラムを専門特化した比較的小規模の”ブティック型ジム”、エニタイムフィットネスなど24時間営業や低料金が特徴の”コンビニ型ジム”などが出てきている。今回は、米国、中国、日本で話題の特徴的なジムについて紹介したい。

Peloton(プロトン)は2012年に設立されたフィットネス・スタートアップ企業で、主力商品の1つはフィットネスバイクである。同社では、ニューヨークのスタジオで行われる人気インストラクターのレッスンを、このフィットネスバイクに配信することで、スタジオ内だけでなく世界中の人が自宅にいながらレッスンを体験できるようにした。

先月、サンフランシスコのホテルのジムに設置してある同商品を、当ラボメンバーが実際に体験をしたので、様子を聞いてみた。メンバー曰く、「最初はメールアドレスや個人のデータを登録する必要があり、少々手間に感じた。インストラクターごとに得意な領域について説明があり、選ぶのに迷う楽しさがあった。また、多くのインストラクターが登録されており、人により参加者の煽り方が違うなど、面白さもあって、いくつかハードなトレーニングをやってみたが、楽しく感じた。」という。

その他、ホテルやジムなど各地で利用する場合、個人情報が登録されていれば、どこにいても今までのトレーニングの履歴が見られて便利だと思うが、自宅で使う場合は、そこまで必要なのかという疑問も感じたそうである。(以下はメンバーよる写真である)

個人で購入する場合、このフィットネスバイクに約2,000ドル、さらにコンテンツを利用するために月額約40ドルの費用がかかるものの、インストラクターの目線や、参加者を奮い立たせるコミュニケーション力、世界中の参加者とこの体験を共有している感覚が利用者のモチベーションUPに繋がっているようで、2019年6月時点で、同社のアカウントを持つ個人メンバーの数は140万人に達したという。

SUPERMONKEY(スーパーモンキー)は、2014年に設立された企業である。当初は小型の無人スポーツジムの運営を行っていたが、2015年に、グループレッスンを主体とする現在の業務形態に転換した。

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