vol.43 新型コロナウイルスと、ミレニアル世代の生活変化

1月以降続く新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4月7日に緊急事態宣言が発令された。それを受け、更なる外出自粛要請や休業要請、企業への在宅勤務要請が増えているのはご存知のとおりだ。ほんの数ヶ月前と比べ、私たちの日常生活は大きく変わってしまった。

私もここ1ヶ月ほど在宅勤務がメインとなっているが、自宅にいる時間が増えた分、料理や洗濯の回数が増えたり、化粧することが減ったりするなど、生活行動が一部変化している。また、数日前に社内のメンバーとオンライン会議をしたときも、平日も妻子のために料理をするようになったという男性や、髭を剃る回数が減って楽という男性、運動不足解消に筋トレをしすぎて腹筋が割れてきた女性など、さまざまなエピソードがあった。そこで今回は、新型コロナウイルスの影響で、生活にどのような変化が出ているのか? ミレニアル世代の様子を探ってみた。

当ラボを運営する株式会社ドゥ・ハウスが実施した、新型コロナウイルスの影響に関する調査(※)によると、「新型コロナウイルスの影響で日常生活(家事や仕事・時間の使い方など)に影響は出ていますか?」という質問に対し、「とても影響が出ている」または「少し影響が出ている」と回答した人の割合は、全体で65.6%、ミレニアル世代(20代・30代)で65.3%、上位世代(40代~60代)で65.7%となり、ミレニアル世代と上位世代の間で差はほとんど見られなかった。

※「新型コロナの影響に関する調査」…株式会社ドゥ・ハウス実施。全国に住む20代~60代の男女を対象に有効回答を953人から得た。調査期間は2020年4月3日~4月6日。

次に、時間の使い方について、増えたもの・減ったものを見てみる。「テレビ番組を見る時間」については、「とても増えた」または「少し増えた」と回答した人の割合は、全体で39.5%、ミレニアル世代で40.3%、上位世代で38.9%となった。2つの世代間で大きな差は見られず、全体の約4割がテレビ番組を見る時間が増えたとしている。

「ネット・SNSを見る時間」はどうかというと、上記と同様の算出方法により、多少なりとも「増えた」と回答した人の割合は、全体で37.7%、ミレニアル世代で41.5%、上位世代で35.5%となった。ミレニアル世代と上位世代の間では6ポイントの差があり、テレビ番組に比べるとやや大きい。

この、ネットやSNSを見る時間が「増えた」と回答した人に対し、具体的に何を見る時間が増えたのかを聞いたのが、下のグラフである。

見る時間が増えたと回答した割合が最も大きかったのは「ニュースサイト」で、全体で約8割となった。ミレニアル世代では69.2%、上位世代では87.3%となっており、世代間で約18ポイントの差があった。一方、ミレニアル世代が上位世代を大きく上回ったのは、「YouTubeなどの動画」「Instagram」「Twitter」で、それぞれ20ポイント近い差が見られ、今回のような非常事態下においても動画やSNSとミレニアル世代の結びつきの強さを実感する数値となった。

ミレニアル世代の中でも、20代の若者の生活には具体的にどのような変化があったのだろうか? 仕事をしている20代の間でも、通常勤務、在宅勤務、時短勤務、休業など、現在の状況は業界や業種、地域等によって様々だが、今回は、この新型コロナウイルスをきっかけに更に増えていくであろう”在宅勤務”という形態で働いている人を対象に、状況を聞いてみた。

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