vol.45 Meal kits は新型コロナウイルスの影響下で伸びていくのか?

新型コロナウイルス感染症の対策として緊急事態宣言が発令され、早1か月が経過した。この間に自宅での待機、買い物の自粛など多くの変化が起こり、食卓環境も大きく変化しているのではないだろうか。外食による3密のリスクを下げるため、テイクアウト利用の活性化が注目される中、ホットケーキなど自宅での手作り商材の欠品など、家庭で時間ができたことに起因する変化も起きている。そうした中、今回は米国のミレニアル世代の多くに利用されている「Meal kits(ミールキット)」について、日本での利用状況を調査した。

米国では、Meal kitsの市場は爆発的な成長を遂げている。この数年で15億ドルの市場規模となっており、米国人の4人に1人は利用したことがあるという驚きのデータも発表されている。この成長を支えているのは、ミレニアル世代とジェネレーションXで、Numerator社が2019年7月に実施した調査によると、購入者の63.7%がこのいずれかの世代のユーザーであったという。

これらの購買層は高所得であり、フルタイムで働いており、時間を節約することに対しての意識が高い人が多い傾向が見られ、新型コロナウイルスの影響が出るまでは注目されている市場であった。基本的には、デリバリーと自炊の間のような位置づけとされているが、少し変わったものとしては、現在も根強い人気があるDREAM DINNERSのような、店舗に行って下準備をして持ち帰るスタイルなども見られる。そして、同市場にはAmazonなども参入し、Wholefoodsで18.99ドル~21.99ドルで販売されていた。

日本におけるMeal kitsは、オイシックスパルシステムなどの宅配事業と合わせて提供されることが多いサービスだ。

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